PBeM
〜Dragon Pursurs〜
竜追い達の唄

大魔術師王国イ=サード
ロトッカ地方の大国、自然を重んじる緑の国。
若王セイフレイが統治する。彼は深緑の賢王と呼ばれており、
その名に恥じない素晴らしい政を行っている。

:大魔術師王国 商店街:
 立ち並ぶ店の中で目立つのが、魔術関係の品物や書物などである。
 娯楽よりも知識の比重の方が高いのが、大魔術師王国ならでは、といったところだ。

投稿(件名…大魔術師王国 商店街)
取り扱い商品 (鍛冶作品扱い15個まで)
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GM

 そして、夜が明ける。
 時節は初夏。今日は快晴であり、人のにぎわいも普段より活気を増しているようだ。
 アクゾがいる場所も余さず、人々の声で満たされた。

 あまり「睡眠」を取れなかったアクゾは、倦怠感を覚える。

 ダメージ処理
  アクゾ MP-5

 さて……どうするか?



アクゾ

 この日のアクゾにとって、一日は刹那に過ぎて行った。
 街を彷徨い、繁華街で煙草を何本かふかした。
 他に何かあったかという事は、アクゾにはどうでも良い。 だから記憶されない。とある建物の石段に腰を落としたアクゾは、再び煙草をくわえて目を閉じた。
 漂う夢の一つに意識を委ね、しばしの休息。

(この夢は居心地が良いな・・・)

 アクゾは夢の中で、あえて自分の姿を曝け出した。 こうする事で、この夢の主に現実で出逢う事が出来たのなら、その主はアクゾに運命を感じるかもしれない。 アクゾ自身が近付かなくても、この作業により進んで休息の場を提供してくれる者が現れる。

 とはいえ、アクゾは夢の内容そのものに手を出すことはできないため、夢の主がアクゾを記憶に止めてくれるか……好感を持ってくれるかどうかは、まさに運命の天秤にかかっている。
 だからこそ、まったく未知の人間の夢の中でも、そこまで気にせずに休むことができるのだが……。

 夢の中に入るとは言っても、あくまで彼らはその夢の中を歩き、見るだけの、いわば鑑賞者でしかない。「睡眠」を取る――夢の成分(組成)に浸ることで、消耗・欠損した構成を補修するの――にはそれで十分なのだ。


 こんな形で運命というものに自分を預けているので、昨晩の様に孤児院で子供達に囲まれる事もあるのだが・・・。 この晩、アクゾは夢を転々としながら、居心地の良い夢の主五人に自分の記憶を残し た。 夜が明けたら、アクゾは商店街で一日を費やす事にした。


GM

 アクゾはあてもなく歩いている内に、大魔術師王国の商店街へとたどり着いた。
 夜も更けており、昼間は通りを飾っている種々の出店も閉じられ、清閑としている。
 幻夢によって生きているかれの瞳には、人々の夢の情景が、青空を映し出す無数のシャボン玉のようにして、周囲に漂っているのが見えた。

 この商店街はどこまでも続いている。
 このまま彷徨うことも出来るし、別の場所に行くことも出来る。
 さて、どこへ向かったものか……。


アクゾ

 大魔術師王国イ=サードの、とある街の孤児院にて。
 孤児達と添い寝をしていたアクゾは、夜明けと共に夢から追い出された。

(ちっ、ガキは目覚めが良過ぎるぜ・・・)

  アクゾは安らぎを得る為に、やむ得ず孤児院を訪れていた。最近まで連れ添っていてくれた娘とは、あえてアクゾの方から三行半を突きつけた。
 アクゾは人生を通じての付き合いに踏み込む前に、相手と距離を置くのが人付き合い のモットーとしている。
 それが祟って自分が消えようとも、それはそれで構わない・・・。

(このままじゃあ、街からも出られやしねえ。さて、どうしたものかな・・・)

 その日、アクゾは街へ出て自分に夢を提供してくれる対象を探してみる事にした。


セッシュウ=ミフネ

トール<

 少々慌てたように名乗る。
「これは失礼。拙者、セッシュウ=ミフネと申す。
 よろしいのでござるか?それでは早速そちらへ参りましょう」

トール・ハスタールの工房に移動しました。




トール・ハスタール

店主<

「わかったぞい。ゴルゴダさんに会ったときには伝えておこう」

ミフネ<

「その剣はノダチというのか…それにカタナとな?
 その金属についても、なかなか…鉄の様でもあるが鉄と言い切るには少し・・・」

ブツブツと呟き始め、ハッとした様に顔を上げ、

「あぁ、いかんいかん。お前さんの名前を聞いておらなんだな。いつまでもお前さんじゃ、ちとつかれるしの。
 それに、こんなところで立ち話もなんじゃ、わしは郊外に工房を持っておるから、詳しい話はそこで茶でも飲みながらせぬか?」

トール・ハスタールの工房に移動しました。



 
セッシュウ=ミフネ

トール<

「この剣は御仁が打たれたのでござるか?
 なかなかのものでござるな。この野太刀に興味を御抱きか?
 みせてもよいが・・・」

 何事か考え込み、言葉を続ける。
「見せる代わりといっては何でござるが、カタナを一振り打ってはくれぬか? 材料の玉鋼もちゃんと持っておるでござるよ」

そういって懐からトールには見た事も無い金属を出してみせる。



 
店主

トール<

「まあ、あいつを見かけたら、わしが近況くらい知らせろといっていたと伝えてくれ」



 
トール・ハスタール

店主<

「ほう、ゴルゴダとな? いまはどこに居るのじゃ?
 まぁ、なんにせよ叡智の塔に所属しておるのなら、きっと会えるじゃろ。
 いつか、教えを請うのもよいかもしれんな。」

ミフネ<

 青鋼の剣を眺める戦士風の男に目を留め、背中に背負う野太刀を見て、その男に声をかける。

「お前さんその背中の剣はこの大陸の物ではないじゃろ?
 そのいでたちといい、西の大陸の者か。まぁ、そんな事はどうでもいい、その剣よ〜く見せてはくれんか?
 そうそう、名乗るのを忘れておったな。わしは鍛冶師をしとるトール=ハスタールと言うものじゃ。」

 ミフネの手に持った剣を指差し、

「その剣もわしの作品じゃ。後学の為にもその背中のものを詳しく調べさせてくれんか?」



 
セッシュウ=ミフネ

店内を見回し、ソードブレイカーを手に取り、
「ほう、このような武器があるのか、さながら我が国の十手と似た扱いをするのだな」
「拙者にも扱えそうだ。これを頂こう」

ミフネはソードブレイカーを購入しました。(-500Rd)

「他には、と・・・」
トール=ハスタールの青鋼(ダマスカス)製の片手剣を眺め始める。



 
店主

トール<

「ふぅむ、魔法付与技術か…。
 そういえば、以前、そんな感じのことを研究している鍛冶師がいたな。
 ドワーフで、名前をゴルゴダという、わしの知る限り最高の腕を持つ年寄りだった。そいつが、魔法と武器をどうにか複合できないか研究していたんだ。ここいらで扱っている慈愛の腕輪や炎樹の棒状、もうほとんど全土に広がったソーサラーロッドは、実はその研究の副産物さ。
 ドワーフには本当に珍しく魔術に興味を持っていたあいつは、叡智の塔に所属して、十五年も知識を磨いた。それで史上初めての魔術師ドワーフの称号を得たんだよ。
 ふふふ。“マナエンチャント”を自力でかけた斧で敵を薙ぎ倒すドワーフはあいつくらいなもんだ」
 初老の店主は微笑みながら遠い目をして、まだ話し続けそうな雰囲気だったが、そこで我にかえった。
「おっと、わしの酒飲み友達の話は関係ないな。
 そういえば、新しい鉱石とやら、そのゴルゴダが発見したとか便りを送ってきたな。詳しい事については何も書かれておらなんだが」



 
トール・ハスタール

店主<

「すまんが御主人、最近新しい金属が生成されたとか、新しい鉱石が発見された、もしくは何らかの魔法付与技術が見つかったとか言うような噂は無いかの?
 あれば教えてくれんか? なになに、やはり新しいものには目をつけておかんとのぅ…」



 
トール・ハスタール

店主<

「こんなものであろうな。ありがとよ!」

 トールは、作品を合計1030Rdで売却しました。



 
店主

トール<

「ふむ…。まぁ、確かに無難な出来かな。

 鉄・銘無し 200Rd
 銅・銘無し 130Rd
 白鉄・銘無し 150Rd
 鋼鉄・銘無し 230Rd
 青鋼・銘無し 320Rd

 といったところかな」



 
トール・ハスタール

店主<

「ご主人はおるかの?
 すまんがこの剣、買い取ってもらえんか?」
 よい品とは言わんが、悪いとも言えぬ出来であろ?」
と、それぞれ材料の違う片手剣を五つ、見せていく。

「こんなものであろうな。ありがとよ!」



 
GM


準備万端整えて、リンとロウ、オルフィーとクレリアたちは、イ=サードの町を発った。

以後、舞台はシナリオ7に移ります。



 
冒険者クレリア


ロウ<

「値段ですか?
そうですね…、確か、1500ルディが定価でしたね」
言ってから、にこりと笑う。
「店員のおじさんが親切だったので、
1300にまけてもらえましたけれど」

リン<

「ええ、魔法の効果も役に立ちますけど、
実は、わたしはこの意匠が特に気に入ってしまったんですよ」
照れくさそうに微笑んでそう告げる。



 
冒険者オルフィー


ロウ<

「まあ、本当にいざというときは、
森にでも入って狩猟をすればいいとは思うけど……。
どんな魔物がいるか判らないものね、特に辺境に出ると」

リン<

「それがいいかもしれないわね」
微笑む。



 
リン・リリン


オルフィー<

「ん〜、でもねえ、実はおっきな問題があってねえ〜、実は、私、ロウよりも貧乏なんだあ♪」
ちょっと照れながら微笑んだ。
「ま、とりあえず、食料を買って、残ったお金で何か薬買うね」
そう言うと食料の袋をぶら下げ、ベランドラ2つを手にして、店の主人にお金を渡した。

クレリア<

「へえ...いいなあ...でも、高そう...
それでも、やっぱり、羨ましい♪」
クレリアの腕輪に見惚れて、しげしげと覗きこんだ。

ロウ<

「そだねえ。さあ、出発だあ。
急がないと食べ物が底をつきちゃうもんね♪」
そう言うとオルフィーとクレリアの周囲を飛んでしゃべりかけた。

クレリア&オルフィー<

「準備も出来たし、出発しましょ〜♪」



 
ロウ・ファロン

オルフィー<

「そうか。あまり金もないし、三日分しか買えないな...つまり、三日で行って帰って来ないといけないのか...」
と答えながら、食料を手に取り、店の主人にお金を渡した。

クレリア<

「ほお。結構、便利そうなものだな。幾らくらいするんだ?」

リン<

「.....(やっぱ、ああいう(クレリアの腕輪)のには目がすいよせられるんだな)」

全員<

「それじゃ、必要なものも買ったし、そろそろ行こう」



 
GM


国に居る時――即ち、国家間を移動中の時、シナリオに入っているときで舞台が街中以外のとき――は、いつでも物品を購入出来ます。
メールに「〜を購入します」という宣言と、
その品物の値段を明記して下さい。


 
冒険者クレリア


ロウ&リン<

「魔法の品物ですかー、最近新しく開発された魔法具のことですね。
はい、わたしは新しいものには目が無いですから、
早速購入してしまいました」
微笑みながら左手を上げてみせる。
そのしなやかな手首では、白銀の腕輪が陽光に煌いていた。
「<慈愛の腕輪>といいまして、簡単な合言葉を唱えるだけでちょっとした傷ならすぐに治してしまえるんですよ」
面白い玩具を自慢する子供のような表情で説明をしてみせる。



 
冒険者オルフィー


ロウ<

「そうね…」
ロウの所持品を確認して頷く。
「その他のものは一通り揃っているわね。
とりあえずは、食料だけでいいのじゃないかしら?」

リン<

(お預けを受けた犬ね…、確かに。言い得て妙ね)
ひらひらと飛び回って物欲しそうな視線を様々な物品に送りつづける妖精の姿を見て、微苦笑して、その彼女の質問に答える。
「薬ね、…どうかしら、あなたが癒しの魔法を体得しているのなら、傷薬を買う必要は無いかも知れないわね。
でも、物事には事故が付き物。
例えばあなたが魔法を使える体力が無いときに、誰かが重傷を負ってしまって…、そして私たちの誰もが薬を使い切ってしまったら困るわね?
揃えられる物は揃えておいた方が無難――というのは確かよ」
でもまあ、と肩を竦める。
「判断はあなたに任せるわ。
そう重い荷物を持たせて、冒険に支障が出ても事だしね」



 
リン・リリン


オルフィー<

「うん♪あれとそれと...あ、あれも欲しいなあ〜♪」
ロウの肩からふわりと飛ぶと品物を指差しながら、
あちこちと浮遊して回った。
「はあ、いっぱい欲しいものはあるんだけどなあ。
今の財政状況じゃ、おあずけを食らった犬の気持ちだよお...」
はああとため息をつきながら、オルフィーの前にふわふわと漂ってきた。
「うーんと、私としては薬とかはロウので足りるかなあって思ってるんだけど、私も買った方が良いかな?
お金はあと320ルディしかないんだあ」
とオルフィーに尋ねた。

クレリア<

「ね、ね。クレリアはここでどんなもの買った?
魔法の品物を買ったりしたの?」
とクレリアの前で8の字を描きながら飛びまわってたりした。

ロウ<

「はーい♪ 分かってるよーだ。
食べ物は絶対に買っておけって言うんでしょ?大丈夫だよお。
ま、私はそんなに食べないしね♪(買い忘れてもロウの一欠片分けてもらえば十分だもん♪)」
ぷくっと頬をふくらませてから応えた。



 
ロウ・ファロン


オルフィー<

「ああ、そうだな...おれにはいまひとつ分からないが、おれが武道場を見て回ってる時に感じるわくわくした感じを感じれるんだろうなあ。
ま、それにつきあうのも悪くないな...
それはそれとして今回はやっぱ、食糧中心の買物なんだろ?
というか、おれは食糧だけ買えばOKだと思うんだが、
荷物を見てくれないか?」
と自分の袋の口を広げて中をオルフィーに見せた。

クレリア<

「やっぱ、クレリアさんは魔法の武器なんか物色してみたりしたのか?」

リン<

「欲しいものはいっぱいあるんだろうけど、今、必要なものがなんなのか忘れるなよ」



 
冒険者オルフィー


(こういうところは、何処へ行っても雑多なものだけれど…。
この街の商業街は綺麗なものよね)
ロウやリン、クレリアと並んで歩きながら、ふと思い立つ。
酒場などの店舗は小さく、
魔術書や技術書が店頭に置かれた本屋などが、他の国の街と比べると圧倒的に多い。

ロウ<

「宝庫ね、これは。
あなたの肩にのっかっている相棒さんにも、
結構嬉しいものじゃないかしら」

リン<

「ねえ?」




名称 値段 攻撃 斬り/突き/叩き 回数 命中 防御 射程 難度 重量 特記 説明
鉄・銘無し 230 1D6+1 1D4+1 - 2 50 20 S 1 0.1 - 片手剣。トール・ハスタール作。名前は買い手が決められる。
銅・銘無し 150 1D6 1D4 - 2 50 20 S 1 0.1 - 片手剣。トール・ハスタール作。名前は買い手が決められる。
白鉄・銘無し 180 1D6 1D4 - 2 50 20 S 1 0.1 - 片手剣。トール・ハスタール作。名前は買い手が決められる。
鋼鉄・銘無し 250 1D6+2 1D6 - 2 50 20 S 1 0.1 - 片手剣。トール・ハスタール作。名前は買い手が決められる。
青鋼・銘無し 350 1D8+1 1D6+1 - 2 50 20 S 1 0.1 - 片手剣。トール・ハスタール作。名前は買い手が決められる。
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