シルヴァードの騎士団 国王→大将軍→将軍→騎士団長→騎士隊長→騎士・兵   →白衣・黒衣の騎士団→騎士・兵・傭兵   →近衛兵長→近衛兵   →将軍→傭兵隊長→傭兵 槍の騎士団…常備2000人  赤燐騎士団 500  青鱗騎士団 500  白鱗騎士団 500 剣の騎士団…常備2000人  第一騎士団 500  第二騎士団 500  第三騎士団 500 弓の騎士団…常備4000人  梟騎士団  1000  鷲騎士団  1000  隼騎士団  1000  伝令隊   500 白衣の騎士団…常備500人 黒衣の騎士団…常備500人 近衛兵団  …常備300人 # 常備される人数と、それぞれの合計値が一致しないのはまだ未設定だからです; 【騎士団の動き】  戦時にはいると、各騎士団は適所に配備される。  そこで、騎士団長の判断で傭兵を募集したりなどをする。  正規軍(常備軍)の構成員は、領主の子息や、領主などを後見に持つ民間人や、義勇兵などである。  義勇兵が武勲を立てることによって、騎士として取り立てられることもある。  まだこの時代は、義勇兵(で組織された大部隊)が活躍することは多くない。  将軍(槍の騎士団や剣の騎士団などの長)は、全体の責任を負い、騎士団の運営や編成、管理を行う。戦略レベルでの騎士団の指揮を担う。  騎士団長(赤燐騎士団や第二騎士団などの長)は将軍によって任じられ、隊を自由に編成する権限を持っている。戦術レベルでの騎士団の指揮を担う。  騎士隊長は、団長によって任じられる。自分の隊に対して、最大限の権限を持っている。  上のリストには表示されていないが、団の下に(たいてい三つ以上の)隊が編成されている。  名のある騎士が、個人的な部下を連れて騎士団に組み込まれるような場合も多く、そのようなとき、かれは隊長となり、部下がそのまま隊員になったりする。 【騎士団 詳細・人物】 国王 ハルッサム・G・クライベル 大将軍 {正規軍} [槍の騎士団] :重騎兵隊の運営にかけては騎士王国随一の将軍を持ち、今のところ、戦場での武勲の大半を勝ち得ている。  吟遊詩人によってよく歌われ、民衆にも人気を博しているのが、この騎士団の活躍である。  特に優れた者は、槍などに銀の飾りを付けることを将軍によって許されている。 槍の将軍 ハーネス・シード 槍の副将  赤鱗騎士団・団長ギムリアス・タール・ハイン  副団長アーク・ライス  隊長 サーラ・フィリス・ウィンダリア ニュアージュ・サンライト (他  青鱗騎士団・団長  副団長  隊長  白鱗騎士団・団長  副団長  隊長 [剣の騎士団] :軽騎兵隊を兵力の中心としている騎士団。一般で、その活躍が話題に上ることはあまりない。  軽騎兵という兵種そのものの特徴に加え、将軍の流儀が華々しさに欠けるというのが、主な要因である。  その流儀とは、堅実にして地道。入念な準備の元に戦場に望み、計画通りに一つ一つ、駒を進めるように敵部隊を攻略していくというもの。  当然のような流れで勝利するか、あるいは敗北(撤退)するため、詩人の歌の材料にもなりにくい。  最近、ベルテに倣って、独自の伝令兵を組織しようと考えている。それも、彼が考えているのは、戦時以外の場所、時間でも活動を行う、どちらかといえば諜報部隊に近いものであるらしい。 剣の将軍 ゼム・ゼムネス 剣の副将    第一騎士団・団長  副団長  隊長  第二騎士団・団長  副団長サーシャ・レティス・ウィンダリア 隊長  第三騎士団・団長  副団長  隊長 [弓の騎士団] :弓騎士と弓歩兵、また、投石歩兵や槍歩兵を中心にして編成されている騎士団。  機動力は剣の騎士団に並び、戦術の縦横さは騎士団で随一。  すべての騎士団が参加するような会戦においては、この弓の騎士団と、剣の騎士団に補佐されることによって、槍の騎士団もその破壊力を最大限に発揮できたのである。  将軍直属の伝令隊を組織しており、戦場では、通常の伝令兵や物見とは別に、独自の情報収集も行う。  その伝令には、将軍が直々に、騎士王国で産出される名馬の中でも特に足の強いものを選んで調達したものが、用いられている。 # 騎士団の中で人数が一番多いのは、弓兵や歩兵という兵種が持つ特性上の理由によって、将軍が申請したものが受理され、特別に配備を許されているのである。  (もちろん他の騎士団にも歩兵も弓兵もいるが、この騎士団ほど中核には据えていない)   このことが不公平と解釈され、そのことで他の騎士団の騎士から悪罵を受けることもあるが、女将軍ベルテがそのような場合に反論することを戒めているため、たいていは一方的である。   そしてそれは、歩兵が騎馬に劣るというような意味で、「数が多くなくては役に立たないから仕方ない」というようになって、決着する。   この国では、歩兵は軽侮されがちなのである。 弓の将軍 ベルテ・ランセル 弓の副将   梟騎士団・団長  副団長  隊長   鷲騎士団・団長  副団長  隊長   隼騎士団・団長  副団長  隊長 [白衣の騎士団] :国王直属の近衛隊的な部隊。将軍職はなし。  各騎士隊の騎士から、希望するもののみが、特殊な選定を受けた上で入団する。  一般には、栄えあるエリートの騎士団として認識されている。  この騎士団の団長位は、名目(公的な場での扱い)の上でのみ、他の騎士団の将軍位には及ばない(自分の部下に対する権限は、他の騎士団の将軍位とまったく変わらない)。  団長 [黒衣の騎士団] :国王直属の部隊。構成は白衣の騎士団に準じる。公的に名前が出ることはほとんどない。  領土内に散らばって活動している、諜報部隊的な騎士団。  遊撃隊として、常に騎士王国のために働いている。  団長 [近衛兵隊] :国王直属の部隊。日常的な警護から、公的な場での儀仗、国王の個人的な雑務まで、陰に日向にこなす。  騎士という階級を重視するこの国において、「騎士団」ではなく(そして「親衛隊」でもなく)、敢えて「兵隊」となっている理由については、明らかにされていない。  この部隊が作られた際に、国王と兵隊長の間で行われた個人的な会話に理由があるとされている。  名目上は一団体に統合されているが、業務は班で分けて行われている。  近衛兵同士は、全員が全員の顔と名前、特徴を完全に記憶することを徹底されている。  白衣の騎士団とは公的にも、黒衣の騎士団とは非公式に、それぞれ密接に繋がりを持っている。  近衛兵隊長 バージェス・ドミニク # 騎士団の編成について、例えば「弓兵が中心になっている」と書いてあるからといって、弓兵の人数が最も多いと、直接そう限定されるわけではない。戦術の中心に組み込まれているのが、この場合ならば弓兵であるということである。 # 階級名の右側が空白になっているものは、まだ人物が未設定のもの。 # レベルで表すなら、一般騎士が2〜4、騎士隊長が3〜5、副団長が4〜6、騎士団長が5〜7、将軍が6〜8程度。   これが、地位に値する、望ましいとされる地位。しかし、現実では、腕の高さが階級の高さに直結するわけではない。   また、実際の戦場で指揮官自体に剣の腕前を説いても仕方がないことも多いため、統率力の発揮できる人間の方が、上位にいきやすい。